昨年5月以来の投稿です。案の定ログイン用のPass wordをすっかり忘れており、リマインダーのお世話になりました。
昨年10月の「日本語教育能力検定試験」は受験しました。
学習自体は5月でストップした時点で止まっていたのですが、試験の雰囲気を味わうのと、モチベーションを再度取り戻すために、受かる気ゼロでテストを楽しんできました。試験範囲の3分の1しか勉強してないのに偏差値は合格エリアの一つ下のランク。試験前に付け焼き場でこなした過去問がある程度効いたものと思われます。
さらに、ここ数年持ち越していた仕事の方が、つい先日やっと一区切りし、晴れて自由の身となりました。Webディレクターとしてのキャリアは、これで一度STOP、今後しばらくはインプットに専念、その後のキャリアはその後で考えます。
日本語に関しては、NAFLの受講期間を今年いっぱいに延長したので、まずはテキストを全部学習し終えることと、今年の10月にもう一度日本語教育能力検定試験を受けてみます。前回の結果が存外良かったのでちょっと欲が出てきました。
英語に関しては、結構おざなりになってはいるものの、週に1回だけでもネイティブと会話をする機会をキープし続けることにします。しばらく「TIME」誌を購読していたんですが、内容はともかく英文があまりに難読なので止めました。
妹に、「難易度の高すぎるものに挑戦するより、7割方分かるdocumentを多読する方が上達するよ」とアドバイスを受け(妹は元英語スクール勤務)、英語学習者向けの週刊「毎日Weekly」の購読を始めています。内容は日本のニュースが主なので親しみやすく、語彙の補足が欄外にあったりするのでさくさく読めてとても便利です。勿論、英文のレベルもほど良く分かりやすい感じです。
一番楽しく学習しているのが中国語ですが、これはこのままのペースで続けます。役に立ちそうな問題集などはほぼ揃っているので、今後はどんどんやっていく段階。日常の中で、恒常的に学習する習慣をつけることが今年の目標です。こつこつやるのが苦手なタイプなのですが、語学はこつこつやるしかないのだ。
語学と関係ないところで言うと、体力をつける。健康になる。(今、かなり不健康なので)猫大好き。←これは関係ない
という訳で、再開です。
(注:このblogは今後も完全に日本語ベースでお送りしていきます)
火曜日の英語クラスのテーマがpersonality typeで、こんなテストがあることを教えてもらったので紹介します。BBCのサイトです。
いくつかの英単語を調べながらになるのでいくらか時間はかかりますが結構面白いです。設問は全部で20問。
4つのカテゴリーにおいて、以下のどっちなのかを判定し、その結果を組み合わせて出来る16のタイプに振り分けます。
・計画的 - 突発的
・理想的 - 現実的
・思考的 - 感情的
・内向的 - 外向的
私の結果を左側に書いてます。「計画的で理想的で思考的で内向的」なんだそうで、私は「マスターマインド」タイプ。ちなみにイギリスでは一番少ないタイプなんだそうです。国民性とかもこれで出そうですね。興味深い。
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"What am I like? The Personality Test" predicted that YUKO is a Mastermind.
Find out your personality type at:
http://www.bbc.co.uk/science/humanbody/mind/surveys/whatamilike/
外国語を学習しているときに、母語の影響で誤用が起きることを「母語干渉」と言います。
一時帰国中の中国的弟弟と上海で会う約束をしているのですが、こんな部分がありまして。
「At present I do not know where I will live in 上海」
彼は武漢人なので上海には住んでいません。何故に「stay」ではなく「live」?前にも「live」を使っていて違和感を感じたことがあったので調べてみました。
理由はすぐ分かりました。中国語では「居住する」も「宿泊する」も同じ「住zhu4」。にゃるほど、住→liveって訳してるわけですな。「都会に住む」は「住在都市」だけど「友達の家に泊まる」も「住在朋友家」なんですよ。
あとおそらくこの文頭の「at present」は中国語の「現在」の直訳に違いない。興味深いなあ、母語干渉。こっちが中国語を勉強しはじめたら時々こういうことが分かったりするので楽しいです。
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日本語バージョンもあります。台湾人の子と日本語で話している時に「可愛いの猫」とか言ったりします。中国語の「可愛的猫」の「的」を全部「の」に置き換えてしまっているために起きる現象です。
これは逆に言うと、彼女が「の」を余計に入れてる部分で私が「的」をスキップしてしまう可能性があるという意味でもあるので、彼女の「の」を聞きながら、私は頭の中で「あ、中国語だとここに"的"が入るのかぁ」と、ふむふむと頷いている訳です。勉強になるわぁ。
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さらに、母語じゃないけど干渉、もあります。
中国語の語順は日本語と比べれば英語に近いです。
例えば、
I [am] a Japanese. = 我 [是] 日本人。
てな感じです。
ので、ついやってしまうんですよ。日本語→英語→中国語変換を。
My cats [are] very pretty. = 我的猫 [是] 非常可愛。
be動詞を「是」に機械的に置き換えてしまうことで失敗します。中国語で「主語+形容詞」の場合は「是」はいらないんです。でもほんとこれ、しょっちゅうやってしまう。気をつけないと。
これは私が英語を学習したことがあるために起こる干渉ですね。んで英語の方でも日本語の影響で妙な英語になってたりするんだろうなあ。ううむ。言葉は一対一対応にならないところが厄介で、また非常に面白いところです。
中国語超超入門編の私と日本語初級の彼女とでは、意思の疎通に紙とペンが必須。
ああでもいけないのだ、漢字で書けばだいたい分かってしまうので、あまり紙に書いてばかりいると彼女がせっかく喋っている音声と意味が結びつかなくなっちゃうから。
時々この日記にも登場している在英中国的弟弟とは、基本的な内容なら英語でコミュニケーションが取れるのですが、彼女とのやり取りでは英語に逃げる訳にいかないので、否応なしに中国語と格闘することになろうかと思い、それがまあ良いのではないかと思っているわけです。
何より普通に友達として楽しいんだよなぁ。
まだ言いたいことがあんまり伝えられなくて残念なんだけど。
「喋りたい!」「言いたいことを言葉にしたい!」というフラストレーションが必要なんだと思いました。早くいわゆる「相互学習」になりたい・・・そのためには、私が一気に相当程度中国語のレベルを上げなきゃならないのですが。
単語が足りなさすぎ。もう。徹底的に。しかも記憶力落ちてるから効率の良い方法を考えないといけません。一番よく記憶できるのは、「言いたくて言いたくてやっと見つかった言葉」だったりするので、やはり機械的に詰め込んでいくより、自分の意志を大事にするべきだろうなあと思っていたりします。実はひっそりと、日・英・まれに中国語も使って時々日記を書いたりしていますが、表現力のレベル差がすごすぎて全然3カ国語「併記」にはなっていません。
先日彼女にメールした、「他看了電影」と「他看電影了」はどうニュアンスが違うのかという私の質問に、他の台湾人留学生と一緒考えて、英語+日本語両方で説明をまとめてきてくれました。非常感謝!日本語教授法の学習もがんばろうという気分になってきたし。うむうむ。とりあえず次回は一緒に「マクダル・パイナップルパン王子」をうちのホームシアターで観ます。広東語の音声+繁体字の字幕になるから、私は結構がんばらないと。(香港版のDVDだから日本語字幕は無いのです)
この土日は日本語お勉強デイズ。代々木公園でのタイ・フェスティバルとバッティングしちゃったのが残念。割と夜遅くまでやっているので(20時だったかな?)、余力があればタイ料理を食べに行くかもしれません。